ロンドン便り part-3

  ― LONDON Olympic 2012 ―

いよいよLONDON Olympicまで、秒読み段階となりました。聖火リレーも着実にロンドンに近づいています。ただロンドンは至る所でまだ工事をしていて、本当に間に合うのかちょっと心配で、会場の下見に行ってまいりました。

Lord’s Cricket Ground

私のフラットから徒歩5分のところにあるクリケット場。こちらはアーチェリーの会場として使用されます。ところでクリケットって、ご存知ですか? 時々テレビで見るのですが、全くルールが分かりません。いつ点が入って、いつアウトになるのかもわかりません。また、一つの試合に5日ぐらいかけるらしいです。観客はサンドイッチやワイン、ビール持参で、まるでピクニックしているようです。選手もサポーターもサッカーと違い、皆さんエレガント。

The Mall

先月、エリザベス女王の在位60周年記念コンサートが行われたばかりのバッキンガム宮殿からトラファルガー広場への道路。この通りはパレードや国賓の送迎にも利用される場所ですが、ここがマラソン、競歩のスタートとゴール地点になります。マラソンのコースはここからトラファルガー広場を通りテムズ川沿いに東へ行き、セントポールを見てロンドン塔の辺りでUターンし、ビッグベンの前を通って、ここに戻ってゴール。つまり、マラソンを見ているだけで、ロンドン観光ができてしまうということです。

Horse Guards

ここは馬に乗った衛兵たちの交代儀式をする場所です。後ろに見える観覧車がロンドン・アイ。この日はエリザベス女王のお誕生日のお祝いの儀式をしていました。衛兵は、私にとっては未だに「おもちゃの兵隊さん」それが動くのだから、たまりません。そんな場所が、なんとビーチバレーの会場になります。確かに砂場なんですが、、、

Hyde Park

泳いではいけないと思っていたのですが、この池でトライアスロンの水泳が行われ、この公園の周りを自転車こいだり走ったりするそうです。こんなにいっぱい鳥たちがいるのに、泳げるのでしょうか? おや、本当に鳥と一緒に泳いでいる人がいました。

Olympic Park

ロンドンの中心よりやや東、ストラトフォードにあるオリンピックのメイン会場。左が50メートルの競泳用プールと25メートルの飛込み用プールを備えたアクアティクス・センター。真ん中のタワーは、アルセロール・ミタル・オービットと呼ばれる聖火台。ジェットコースターのようだけど、どのように聖火が焚かれるのでしょうね? 楽しみ。そして右奥に見えるのがオリンピックスタジアム、陸上競技が行われます。右手前は水球競技場のウォーター・ポロ・アリーナ。

そして最後に、地下鉄のポスター。
「オリンピック中は歩いた方が早いかも」と市長自ら宣言しています。はたして私は会社に行けるのでしょうか???

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