暑くて寒い(!?)シンガポール(初の海外出張6月3日~5日)

上司からシンガポールへの出張の話を聞いたのは1ヶ月前。OCBC証券と重要な商談を行うと聞いて大変。OCBC証券はヒロセのカバー先の1つでシンガポールでは最大手。「自分に通訳が務まるのかな。シンガポールってどんな街なんだろう?」。不安なのでシンガポールをネットで検索すると先ず目に付くのが、「気候」。赤道直下だけあって、一年中気温と湿気が高くて降雨量も多く、毎日30度以上。湿気も60%~100%以上!暑い!!でも、小太りな僕には最適な環境であると気持ちを切り替える。

OCBC BANK本社

シンガポールは前述のように熱帯雨林気候に属するため気候は暑い、とにかく暑い、しかし街、人、景気はもっと熱い。シンガポール空港からホテルまでの間カメラを片手に写真を数枚撮ったけど、レンズに写ったのは数多くの建築中のビル。リーマンショック以降は不動産価格も落ち込んだが、今は盛り返しているらしい。次から次にビルが建てられ銀行の融資も進むから景気が潤っている。街に入ると目立つのがブランド商品店前の人の行列。日本ではよくバーゲンに並ぶおばちゃんを見かけるけど、ブランド商品の定価売りに並ぶ行列は日本では最近見られない、消費意欲を強く感じる光景だった。

OCBC Securitiesのディーリングルームのひとつ

OCBCのある金融街の街並み

景気に大きく関わるのはやはり個人消費。とっても驚いたのが、街中で見かけた中国人のおばあちゃん。単数じゃなく複数形。おばあちゃん。物の買い方がハンパじゃない。お金をセーブすることを考えず、まるで水が流れるように消費する。シンガポールには、背景に様々な文化を持つ人たちが生活している。マレー、インド、中国、シンガポール等々、日本では想像しがたい生活環境。文化は異なるのに街は前に進んで成長していた。街はシンガポールの景気を支える人達の活気・熱気で溢れていた。

頭から生えたマーライオン

だれかが当たったらしいです

OCBC証券は、しかし、とっても寒かった。業績が寒いのではなく、建物内がとても寒い。冷房の温度を18度に設定しているらしく、担当者は笑って「GDPに貢献してる」って言ってた。OCBCは最近ニュースでも取り上げられたけど業績が大幅に向上していて、建物内の設備、職員を見てもさすが一国を支える大手企業だと感銘を受けた。商談は大成功。僕の拙い英語にも真摯に耳を傾け、一つ一つ重要な案件を整理していく。双方にとって、この先の営業利益に繋がる大きな一歩になったと思う。

インド街でウィル・スミス発見?!

ビルの上に船が乗っているカジノ

初の海外出張はとても勉強になった。シンガポールにはビジネスチャンスがあり、可能性を感じた。OCBC証券の職員と話しても、皆に夢があった。ただ毎日を働いて過ごすのではなく、働く目的が明確だった。ヒロセもがんばる。夢を持ってがんばる。FX業界のトップになって、社員全員が幸せになる。ヒロセの海外進出も遠い夢ではないかもなぁ~。

インド街で食べたフィッシュカレー

庶民の味。チキンライス

記事一覧



閉じる